【初心者向け】Unityの基本的な操作方法!

Unityの基本的な操作方法!初心者向け

こんにちは!saba🐟です!

今回は、Unityの基本的な操作方法を紹介していきたいと思います!

では早速やっていきましょう!

環境

MacOS Big Sur バージョン 11.5.2

Unity がインストールされている。

Macを使用していますが、Windowsの場合も概要は変わらないので同じ手順でやっていただければと思います!また、この記事はUnityがインストールされていることが前提なのでまだインストールしていない方は以下のリンクからインストールしてみてください。

まずはプロジェクトを作ろう!

Unityでゲームを作るにはまずプロジェクトを作る必要があります。

UnityHubを開きProjectを作っていきましょう。

新しくプロジェクトを作成するには、UnityHubの右上の新規作成をクリック!
(新規作成の右の▼を押すことでUnityのバージョンを選ぶことができます。)

新規作成をクリック

次に、「プロジェクト名」と「保存先」を入力し、テンプレートは3Dを選択して作成をクリック!

しばらく待つとUnityのエディタ画面が表示されます。

Unityエディタを知ろう!

こんな画面が出てきて「何をしたらいいかわからないぞ!」となるかと思いますが、安心してください!一つずつ丁寧に解説していきます。

まずはエディタ画面から見ていきましょう!Unityの画面は、初期状態では大きく分けて

シーンビュー

ヒエラルキーウィンドウ

インスペクターウィンドウ

プロジェクトウィンドウ

で構成されています!

①シーンビュー
 カメラやキャラクター、ライトなどのObjectを配置するために使用します。

②ヒエラルキーウィンドウ
 現在のシーンに配置されているゲームオブジェクトが表示されています。

③インスペクターウィンドウ
 シーンビューやヒエラルキービューで選択したオブジェクトの詳しい情報が表示されます。

④プロジェクトウィンドウ
 画像や、音楽、プログラムファイルなどUnityで使用する素材を置いておく場所です。

この画面は自由にカスタマイズできますので、今度別の記事でおすすめの配置などを紹介します!

ゲームオブジェクトを追加してみよう!

説明だけ見ていてもあんまりピンとこないと思うのでゲームオブジェクトを追加しながら各ウィンドウにどのような働きがあるか見ていきましょう!

プロジェクトを作成した時点で「MainCamera」と「Directional Light」が配置されています。

MainCamera
 Game画面に映す場所を指定できるカメラです。移動することで自分が移したい場所を変更することができます。

Directional Light
 ゲーム画面に灯を灯しています。太陽のように灯してくれていて回転させると夕方のようになったりするので好きなように試してみてください、

まずは、ヒエラルキーウィンドウの「+ボタン > 3D Object > Cube 」を押してCubeを作成してみましょう!

すると画面中央のシーンビューにCubeが作成されます。

Cube以外にも様々なGameObjectがあるので自由に生成してどのようなものがあるか確認してみましょう。

ここからは各ウィンドウについて詳しくみていきましょう。

SceneView(シーンビュー)

SceneView(シーンビュー)とは

シーンビューではオブジェクトの場所を確認したり、大きさや位置、角度を変更することができます。

最初は機能が多くて難しいと感じるかもしれませんが、使っているうちにすぐに慣れてきますので安心してください!

まずは上の画像のように手のマークが選択されている時の操作について説明していきます。

視点の操作

視点の回転(右クリックでドラック)

右クリックしながら、マウスを動かすことで視点を変更することができます!

視点の拡大、縮小(スクロール)

マウスホイールなどでスクロールをすることで、視点を拡大したり縮小することができます。

画面中央を中心に視点の回転(alt(opt)+左クリックでドラック)

使っている人が少ないですが、結構便利なので積極的に使っていきましょう!

シーンギズモ

シーンビュー右上のシーンギズモを使用することで、X軸、Y軸、Z軸に視点を合わせることができます。
(結構便利なので多用しています笑)

トランスフォームツール

トランスフォームツールとはUnityの左上にあるツールのことで、これを使用することで様々な、操作をすることができます。ツールは左から「HandTool」「MoveTool」「RotateTool」「ScaleTool」「RectTool」と言われていて、左から順番に「Q W E R T Y]キーに紐づいています。

①HandTool
 視点の平行移動をすることができます。スクロールキー押し込みでできる操作と一緒なのでショートカットキーを使ってる人はほとんど使わないツールですね!

②MoveTool
 選択したオブジェクトを動かすことができます。赤(X軸)緑(Y軸)青(Z軸)の好きな方向に動かしてみてください!

③RotateTool
 選択したオブジェクトを回転させることができます。赤(X軸)緑(Y軸)青(Z軸)方向に回転させることができます!

ScaleTool
 選択したオブジェクトの拡大、縮小ができます。赤(X軸)緑(Y軸)青(Z軸)方向に拡大/縮小ができますので引っ張ったり引っ込めたりして大きさを変更してみてください!

⑤RectTool
 選択したオブジェクトの拡大/縮小、移動ができます。表示されている点を引っ張ることでその方向に拡大縮小ができます。真ん中の○をクリックしながら動かすと移動させることもできます。

ツール自体は多いですが、使っていくとすぐに慣れてくるのでどんどん使っていきましょう!

HierarchyWindow(ヒエラルキーウィンドウ)

次はヒエラルキーウィンドウについてみていきます。ヒエラルキーウィンドウでは、オブジェクトを作成したり、作成したオブジェクトの階層を確認したり変更することができます。

実際にオブジェクトを作成したり、階層を変更したりしながら、学んでいきましょう!

実践で学ぼう!

まずはヒエラルキーウィンドウから +ボタン > 3D Object > Sphere をクリックし球を作成!

球を作成

もし作成したObjectが重なっていて見えない場合は、球を見えるようにしておきましょう!

球を見えるように位置を変更。

次に、作成したオブジェクトの階層を変更していきます。

Sphereをクリックしたまま Cubeの上に持っていくことでSphereをCubeの子にすることができます。書かれているObjectの間に持っていくことで、Objectの並び替えをすることもできます!

階層を変更!

並び替え!

このように階層を変更することで、親オブジェクトを動かした時、に子オブジェクトも一緒に動くようになります。この機能を使うこと一つのオブジェクトを動かすだけで複数のオブジェクトを移動させることもできます!

Inspector Window(インスペクターウインドウ)

次はインスペクターウィンドウについて説明します。

インスペクターウィンドウは、オブジェクトに紐づいている名前や、tag、 コンポーネント(機能)を編集することができます。後々作成するC#プログラムもコンポーネントとして追加することでプログラムを動かすことができます。

全てのゲームオブジェクトには初期状態からトランスフォームと呼ばれる座標や大きさ回転などの情報を持っているコンポーネントが設定されています。

試しに先ほどヒエラルキーウィンドウで作成したCubeをクリックしてみてください。

すると下の画像のように、色々な情報が表示されます。

①では作成したゲームオブジェクトの名前や、Tagなどを変更することができます。
②のTransformコンポーネントでは座表や回転の角度、大きさを変更できます。触って意味てください。
③にはゲームオブジェクトによって様々なコンポーネントが元から入っています。ここに入っているコンポーネントは後から追加することもできます。

コンポーネントを追加してみよう!

次はコンポーネントの追加方法についてです。

コンポーネントを追加するには、インスペクターウィンドウの一番下の「Add Component」をクリックするとさまざまなコンポーネントを追加することができます。

今回は、試しにRigidbodyを追加してみましょう!

Rigidbodyを追加するには、AddComponent > Physics > Rigidbodyで追加することができます。
(上のサーチバーにRigidbodyと入力して追加することもできます。)

Add Componentをクリック

Physicsをクリック

Rigidbodyをクリック

インスペクターの欄にRigidbodyが追加されたと思います。

Rigidbodyを追加した状態で、画面の一番上の「▶︎」の再生ボタンを押してみてください。すると、下の画像のようにオブジェクトに重力がついて下に落下するので、コンポーネントが追加されることがわかります。

階層構造をCubeの下に、Sphereも入れているのでCubeにRigidbodyを入れただけなのに、Sphereにも影響があることがわかると思います。

Rigidbodyリジットボディ

Rigidbodとは追加したゲームオブジェクトで物理演算を使用することができるようになるコンポーネントのことです。その中でもよく使うものを紹介します。

Mass
 物体の質量をKg単位で入力できます。

Drag
 オブジェクトに影響する空気抵抗の大きさを入力できます。

Use Gravity
 チェックを入れると重力による影響を受けるようになります。

Is Kinematic
 こちらはUse Gravityとは逆で物理エンジンによって動かなくなります。(オブジェクト同士を当たり判定ありで、すり抜けさせたかったりする場合に使用することが多いです!)

Constraints
 Rigidbodyによる影響を軸単位で固定することができます。(Y軸に回転させたくなかったらFreeze RotationのYにチェックを入れます。)

もっと詳しく知りたい場合はUnity公式のドキュメントを見てみてください。

このようにUnityではコンポーネントを追加していくことで作成していきます。後々出てくるC#スクリプトもコンポーネントとしてゲームオブジェクトに割り当てるので覚えておいてください。

Project Window(プロジェクトウインドウ)

プロジェクトウィンドウには、プロジェクトに関連するすべてのファイルが表示されます。使用する画像、音楽、プログラム、sceneなどさまざまなものを置いておくことができ、Unity内でのFinderやエクスプローラーのようなものです。

フォルダを作ってみる

試しにフォルダを作ってみましょう!

プロジェクトウィンドウ>+ボタン>Foldeを押しフォルダを作成し名前は「Scripts」にします。

するとフォルダが作成できました!わかりやすいように自分でフォルダ分けを考えながら作成していくことで、開発効率が上がりますのでぜひ考えながら作k成してみてください。

C#Scriptを作ってみる

同じような手順でC#Scriptも作ってみましょう!今作ったScriptsフォルダにダブルクリックで入り、その中で+ボタン>C# Scriptをクリックすることで作成し、名前は「Test」とします。(このときプログラム名では日本語は使えないので英語またはローマ字で打つようにしましょう。)

するとC#Scirptsのファイルが作成されました。今回はこのプログラム中身については変更はしませんが後々やっていきましょう!

検索バーを使おう!

Unityで開発をしていくと、どうしてもフォルダやファイル、プログラムが増えてきてしまいます。そこで検索バーを使って探す時間を削減しましょう!

検索バーはプロジェクトウィンドウの上の方にあります。検索バーに「Test」と入力して先ほど作ったC# Scriptを探してみましょう!

右の×を押すことで検索をリセットできます。

また、検索するときにファイルの種類単位で探すこともできます。

この画像のようにScriptだけで絞り込みをすることもできますので活用してみてください!

まとめ

今回は基本的なUnityの操作方法についてまとめてみました!

最初は難しくても使っていくうちにすぐに慣れていくと思いますので頑張っていきましょう!

ではでは!

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